幸せな人ほどよく眠れる?
- 2021年05月08日 10時00分
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- 睡眠改善
こんにちは、スタッフの高木です。
この「睡眠改善」シリーズでは、
良い睡眠のために何をすればよいかをお伝えしています。
あなたはどちら?
突然ですが、皆さんの毎日の過ごし方は次の内どちらが当てはまりますか?
1)いつもニコニコ穏やかな気持ちで過ごしている
2)いつもイライラして、何かに不満を感じている
実は、毎日をニコニコ過ごしているかイライラ過ごしているかは、
良い睡眠をとれているかのパロメーターになっています。
幸せと睡眠の関係
なぜニコニコやイライラなどの感情が
睡眠の質に影響するのでしょうか。
それは「幸せホルモン」と言われる
セロトニンが関係しています。
セロトニンは私たちの体内で分泌されるホルモンの一種で、
ストレス耐性を上げる、精神を安定させるなどの働きがあり、
幸福感を向上させることから幸せホルモンと呼ばれています。
そのセロトニンですが、
睡眠ホルモン「メラトニン」の材料なのです。
メラトニンについての記事はこちら
セロトニンは主に日中に分泌されます。
夜になるとそのセロトニンを元にメラトニンが合成されます。
つまり、セロトニンが少ない人はメラトニンも少なく、
眠りの質も低いということなのです。
セロトニンを分泌させるには
(1)リズム運動
(2)過剰な運動はNG
(3)栄養補給&太陽の光を浴びる
セロトニンを十分に分泌させるには
筋肉の収縮と弛緩を周期的にくり返すリズム運動が必要不可欠です。
ジョギング、深呼吸、エアロビクス、フラダンス、太極拳、水泳..など。
集中して5~30分行うことが効果的です。
また、過剰な運動は逆効果です。
乳酸などの疲労物質はセロトニンの分泌を抑制してしまいます。
太陽の光を浴びることもセロトニンの分泌を促します。
ただし、セロトニンの材料となる栄養素が不足していれば合成することはできません。
たんぱく質、ビタミンB群、鉄分を十分に摂取するようにしましょう。
たんぱく質は動物性たんぱく質(お肉、魚、たまごなど)がお勧めです。
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幸せな人ほどよく眠れると書きましたが、よく眠れる人は幸せであるとも言えます。
イライラと眉間にシワを寄せるより、笑顔で気持ちよく毎日を過ごしたいですね。