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文楽特別鑑賞会が無事に終わりました

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参加者の皆さまありがとうございました

11/19に文楽劇場で鑑賞ツアーが行われました。文楽鑑賞の前に、人形遣いによるレクチャーが行われわかりやすく説明して頂いたので、文楽公演がより一層楽しめたのではないでしょうか?
レクチャーが始まる前にはたくさんの質問を考えていたのですが、何一つ聞くことができませんでした。残念無念です。
技芸員さんたちは一年を通してほぼ公演があり、どのように体を鍛えたりしているのか?体力づくりの方法や、稽古の様子など、私たちにも参考になると聞いてみたかったのですが、いざ、レクチャーが始まったら「人形」と「人形を遣いさん」の動きに、圧倒されて何も言えなくなってしまいました。舞台で見るより、身近で見ると迫力のあるので驚きました。
文楽の世界は足遣いの修行が約15年だとか・・・その後は左遣いの修行・・・
おも遣いになるまでいったい何年もの月日がかかるのでしょうか。
また、その芸能を江戸時代から続けているというのですから、私たちの知らないことがもっとたくさんありそうですね。

人形遣いのレクチャーを受けて

150センチの人形を3人で動かします。しかも言葉は発することなく無言です。どのように3人が一つの動きをするのだろうか?人形の動作はおも遣いの合図によって、左遣いと足遣いが動くそうです。とても不思議なことです。合図を出すのも受け取るのも、難しいと思います。これは長年の経験と、修行の積み重ねと、お互いを思い合うことが重要なことなのでしょうね。文楽は老若男女や馬や狐などの動物など様々な人形を遣います。その中でも代表的な女性の動きをわかりやすく説明していただきました。「笑う」「泣く」「怒る」「恥ずかしがる」など、思わずうっとりしてしまいます。

今回は特別に2部で幸助さんが遣われる采女之助も連れて来ていただき、男性のダイナミックな動きも見せてもらいました。今回の役どころは桂姫が恋い焦がれる男前な男性。レクチャーでは冗談を混ぜて気さくな幸助さんが、どんな風に登場されるのか、早く舞台でお会いしたいなぁと思いました。そして、左遣いの玉翔さんは廊下の段の葛城前、足遣いの玉彦さんは神泉苑の段の仕丁甚太平を遣われます。顔見知りの〔すっかり知り合い気分〕皆さんが舞台に登場されるときは大きな拍手でお迎えします~
公演を早く観たくなりました。

縁の下の力持ち

レクチャーの前に玉藻前のあらすじをいただきました。各段ごとに詳しく解説があり、かわいい挿絵がとてもわかりやすいものでした。文楽ではおなじみのイラストレーター中西らつ子さんの直々のものなので感激です。もちろん永久保存版になりました。
舞台の上部には字幕がでますが、観る前にあらすじを知っていると、より一層舞台に集中できます。あたたかい心遣いに嬉しくおもいます。文楽の舞台は男性の世界ですが、その陰でしっかりと力強く支えてくれているのが、こうした女性達ですね。もちろん、舞台は監督さんやスタッフ、劇場のみんなで支え作るもの。チームワークの「たまもの」!みんなの力が一つになって素晴らしい公演ができるのですね!今回は劇場の皆様には本当に色々お世話になりありがとうございました。

ピノスの縁の下の力持ちです。いつもスタッフや会員様に気持ち良く過ごしてもらうために奮闘してくれています。今回も私が体調を崩したので朝早くから協力していただきありがとうございました。こうして、みなさんにお力を貸していただきやっとこのツアーを実現させていただきました。そして参加して頂いた皆様、ありがとうございました。「文楽がよくわかった」「楽しかった」「また行きたい」と言って頂いたことが何よりもありがたく、嬉しく思います。そしてホームページを見て、公演前に黒門市場へ行って来たよーって言って頂いたて嬉しかったです。これからもみなさんに喜んで頂けるページを作りたいと心から思いました。

HPを見たとお伝えください

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