インナービューティーとは・・・表面的な美しさではなく、内面から湧き上がる美しさのことです。体の中から健康になるために　野菜ソムリエプロ・ベジフルビューティーアドバイザーの木村通子さんの「フルーツオープンサンド」の講習会に参加しました。野菜ソムリエ協会はこちら
体に必要な栄養素の「脂質」「炭水化物」「タンパク質」はもちろんのこと、野菜に多く含まれる、「ビタミン」「ミネラル」は体の調子を整える大切な役割を果たしています。また近年　研究が進んでいる「ファイトケミカル」は植物に含まれ抗酸化力、免疫力のアップなど、健康維持・改善に役立つのではないかと期待されています。美と健康のサポートに効果が期待されていますので野菜は美しくなるために重要な食べ物です。
その中でも旬の野菜と果物は重大な役割を担っています。

春野菜の代表的な効果は４つあります。
１　抗酸化作用が高い・・・いちご・柑橘類・キウイなどに豊富に含まれるビタミンＣ。活性酸素の働きを抑え免疫力をアップします。
２　デトックス効果・・・春野菜の苦味はデトックス効果（解毒作用）があると言われています。体は冬の寒さから守るため水分や老廃物を溜め込むので春になったらしっかり排出したいです。
３　食部繊維が豊富・・・腸内環境を整えることで便通の改善、アレルギー症状の緩和にもつながります。
４　疲労回復・・・豆類に多く含まれるビタミンＢ、アスパラガス・ウドに含まれるアスパラギン酸には代謝を促進し披露回復の効果が期待されます。

春野菜を使ったメニューを先生に教えて頂いたので「春野菜のパスタ」を作りました。

菜の花パスタ
１、にんにく、鷹の爪をオリーブオイルで香りをつけ、菜の花・ベーコン・じゃがいもを炒める。
２、塩を加えた多めのお湯で茹でたパスタを加えます。

とても簡単です。菜の花の苦味がデトックス効果があっておいしい・・。

いちごみるく
１、いちご・牛乳・はちみつ　をミキサーにかける。
２、お好みで氷を加える

先生のオススメはいちごを冷凍してハチミツと生クリーム少々をスピードカッターでスムージーにしたものでした。

講師の木村通子先生はスマートでスタイル抜群ですが、先生ご自身は「太る体質なので、大好きな野菜でスタイルと健康をコントロールしています。」とおっしゃられいます。その技をご自宅で皆まさにレッスンされいるそうです。そのとっておきの簡単なものを特別に教えて頂きました。
○そら豆はサヤごと魚焼きグリルで真っ黒になるまで焼きます。それだけでふっくらホカホカのそらまめが出来上がり～
○アスパラガスは生ハム・大葉と一緒に春巻きの皮でくるくるっと巻きます。そのまま油で揚げたらできあがり～
○キウイは酸味が苦手な方はちみつにつけておく。一日置いたら出来上がり。水分はお湯や水と割ってキウイドリンクで召し上がれ～
○いちご・キウイ・柑橘系の果物は抵当な大きさに切ってワインにつけて２日ほど漬け込むとフルーティーなワインになります～
どれも簡単にできるのでぜひ試したいと思います。

次に「いちご」についてお話します。
いちごには美しくなるための秘められたパワーがあります。
①美肌効果・・・美肌には欠かせないビタミンＣ。コラーゲンの生成・シミの発生を防ぐ・アンチエイジング効果・貧血予防など多くの働きがあります。
※ビタミンＣは体内に留まらず２～３時間おきに排出されるのでこまめに摂りましょう。
②デトックス効果・・・食物繊維「ペクチン」がたっぷり。コレステロール値を下げる効果もあります。
※食物繊維には水溶性（昆布・山芋など）と不溶性（小豆・おから）などがあります。この二つのバランスが悪いと効果がでにくいので、食物繊維をたくさん食べているのに全然痩せないと思っている方はちょっと
見直してください。
③アンチエイジング・・・ポリフェノール「カリステフィン」が豊富。抗酸化作用によるアンチエイジング効果。目にも良いとされています。
④葉酸・・・妊娠中に必要な栄養素。肌のターンオーバーの促進をすることで肌の細胞分裂のスピードを早め美肌効果も期待されます。

オープンサンドの作り方　４人分
食パン（８枚切り）４枚
マスカルポーネ　４０ｇ
はちみつ　小さじ２
いちご　６個
キウイフルーツ　１個
みかん　１個
バナナ　１本
①　フルーツはそれぞれ皮をむき３ミリの厚さに輪切りにする。
②　マスカルポーネとはちみつを合わせ、食パンの表面に軽く塗る
③　１をバランスよく並べる
④　食パンの耳を切り落とし食べやすい大きさに切る。

※マスカルポーネが味の決めてです。生クリームよりもカロリーが低くおいしいですね。フルーツはパンの耳からはみ出しておくと切った断面が美しくなります。