健康づくり

栄養について【ビタミンK】

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こんにちは。
栄養について学んでいるスタッフ小田です。
前回からビタミンについてのお話をさせて頂いてます。今回はビタミンKがテーマです。

Q、ビタミンKはどんな働きをするの?
A、ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する働きを活性化します。また、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。このため、ビタミンKは骨粗しょう症の治療薬としても使われています。さらに、血管(動脈)の健康にも役立っています。

Q、どんな食品に多く含まれているの?
A、ビタミンKを豊富に含む食品は納豆です。
1パック(40g)には240μgも含まれていま す。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。

Q、どれくらいとったらいいの?
A、ビタミンKは腸内細菌によってもつくられますし、いろいろな緑黄色野菜に多く含まれるため、通常の場合は不足する心配はほとんどありません。ただし、抗生剤を長期間飲み続けている人では、体内の腸内細菌からの供給が不十分になるため不足する場合があります。一方、ビタミンKは油溶性ビタミンのひとつですが、通常の食生活では過剰症の報告はされていません。1日の適正摂取量は成人男女150μgといわれています。